不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 「最近よく眠れない」「寝つきが悪い」「寝てもすぐに起きてしまう」「起きた時の身体がなんんだかだるい」というような症状は不眠症だと思うのですが、不眠症の原因は何があるのでしょうか?
A 代表的なものとしては心理的要因が挙げられます。日常的に人間はストレスを受けるものです。人間関係や仕事上のものなど多岐に渡ります。不安や憂つな気分の時も眠れなくなることが多いです。
2つ目は身体的な要因です。外傷や関節リウマチ、喘息、花粉症などにより、身体の中の交感神経が働くことによって興奮や覚醒を促すことが起こります。これらはその病気や外傷の回復により次第に落ち着いてきます。
3つ目は生理学的要因です。海外旅行に行った時の時差ぼけや夜更かしなどの昼夜逆転生活はまさにそれです。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 慢性的な不眠が続くと精神的に不安定になり、うつ病などの精神疾患の恐れがあったり、生活習慣病である高血圧や糖尿病のリスクも高めてしまうと聞きました。様々な要因が考えられる不眠症ですが、生活習慣とはどのような関連性があるのでしょうか?
A いくつかの生活習慣を見直すことで不眠症が和らぐことがあります。いわゆる寝酒は控えた方がよいでしょう。アルコールは交感神経に働きかけ心拍数を上げたり、血流量を増やしてしまい不眠症を悪化させる恐れがあります。たばこやカフェインにも同様の事が考えられるので摂りすぎは禁物です。
良い睡眠にはリラックスさせる副交感神経の働きが重要です。就寝1時間前には入浴をすること、ぬるめの温度で長風呂はしないこと、吸汗性の良い寝具にすることなどがリラックス効果を助長させると言われています。また、生活のリズムをある程度一定化させることも大事になります。朝食をしっかり摂る事、起床時間を決めておくこと、15分くらいの昼寝をするなど日常のちょっとした工夫から不眠症は軽減していきます。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 大きないびきをかいていたり、朝起きた時にとんでもない寝相だったりすることが多いです。睡眠時の理想的な時間や環境はどのようにすればよいのでしょうか?
A 実は理想的な睡眠時間は様々な見解があり人それぞれと言えます。3時間寝たら十分な人もいれば10時間寝ても寝足りないという人もいます。
寝ても疲れが取れない不眠症の方は睡眠の質が悪いので、まずは環境を整えましょう。
寝る体勢は仰向けで入眠することが良いとされています。一番体の力が抜ける体勢になるからです。意識的には出来ませんが寝返りも筋肉の緊張を和らげるために起きている事なので朝起きた時の体勢も確認してみましょう。体の位置が変わっていなかったら要注意です。部屋の明かりもなるべく消すか白色の電灯よりは暖かみのあるオレンジ系の電灯にした方がより眠りの質が良くなりますので、一度お試しください。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 接骨院では、不眠症に対してどのような方法で施術を行なっているのでしょうか?
A 薬を使わないことはお身体にとって凄く優しいと言えます。考え得る副作用が起きないからです。当院では薬に頼らない、尚且つ効果のある施術を行なっております。
「ドライヘッド」というメニューは首回りからお顔にかけて施術を行うことで副交感神経の働きを強くし、リラックス効果を高めていきます。お顔や首の筋肉は日々無意識のうちに使われているので、施術後は「いつもより目がスッキリした」「ぐっすりと眠ることが出来た」「日中の眠気が無くなった」という喜びのお声を多数いただいております。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 接骨院の場合、不眠症の施術に関してはどれくらいの頻度で来てどれくらいの期間がかかるのでしょうか?
A 日中の眠気や頭痛などの症状が強い場合はなるべく毎日来て頂くことをお勧めしております。症状が落ち着いてくると通院頻度としては1週間に1回か2回が理想的です。
不眠症施術の場合は単にやればやるほど良いとも限りません。「ドライヘッド矯正」は1回の施術でとても効果の出る施術ですので、週1回のペースでゆっくり治していくのが理想的です。ただし頚肩や腰などの症状も気になる方はしっかりと週2~3回の施術が効果的です。施術を受けても早い人で24時間(約1日)で症状が戻ってしまうのでお身体の症状が強い場合は最初のうちはなるべく1日おきや毎日でも来て頂けると経過も観察できるのでオススメです。
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